diary-sentencesのブログ

日々たらたらと小話的な物語的なのを書きます。

2019-08-03から1日間の記事一覧

第二十二話 恋

迷い込んだ子猫のように俺はそこに座っていた。 まあ、意図して俺はそこに居たわけだが雰囲気になかなか馴染めなていないと自負していた。しかし思っていたよりも馴染めているのか俺の影が薄いのか、常連やマスターはこちらを気にせず会話を続けている。 川…