「あなたも僕と昨日タクシー相乗りしましたか?」 つい焦って、不自然な日本語になってしまった。 「はい!昨日はお金まですみませんでした」 「いえいえ、酔っ払っていてあまりはっきり覚えてないんです」 「そうなんですか!?そうは見えませんでした。では改めて…
安売りしているペットボトルのお茶も意外とおいしいと思ったのは間違いだった。エアコンの無いこの6畳一間に暮らしている俺が、真夏の昼過ぎに起きて飲んだそれは茶葉ではなくて段ボールから淹れたんじゃないかという味だった。大切なのは温度なのだろうと…
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